「座る」をアップデートする——プロに学ぶデスク環境整えセミナーレポート
DeNA CHO室では、従業員が心身ともに健やかに、最大限のパフォーマンスを発揮できる環境づくりを目指し、さまざまな健康経営施策に取り組んでいます。
その一環として、2026年初夏に、オフィス家具通販サイト「Kagg.jp」を運営する47グループから講師の方をお迎えし、「“座る”をアップデートするセミナー」を開催しました。
なぜ今、「座り方」なのか

IT会社である当社では、多くの社員が1日の大半をデスクで過ごしており、実は睡眠時間よりも座っている時間の方が長いというケースも少なくありません。座りすぎは腰痛や肩こりだけでなく、下半身の血流の滞りを通じて、心筋梗塞や脳の病気、がんなどのリスクを高める可能性があることも紹介されました。
一方でセミナーを通じて強調されたのは、「座ること」自体ではなく「動かないこと」が問題であるという視点です。正しい姿勢を知り、こまめに体を動かす習慣を持つことが、身体への負担を減らす鍵になるという考え方が、今回のセミナーの土台になっています。

今日からできる3つのステップ
セミナーでは、以下の3つのステップに沿って、実践的な内容が紹介されました。

① 正しい座り方を知る
チェア調整の基本姿勢は「膝が90度・腰が110度・肘が90度」。 まずはチェアに深く腰掛け、背もたれにしっかり背中がついた状態を作ることがすべての調整のスタートラインです。 当日は、座面の高さや奥行き、肘掛けの高さ・角度、リクライニングの強さなど、細かな調整ポイントを一つひとつ確認しながら、実際にチェアに触れて体感する時間を設けました。
② チェア以外の環境を整える
モニターの位置は、手を伸ばして届く程度の距離、そして視線の高さに合わせるのが基本。モニターアームや台座を使った微調整の方法も紹介されました。また、昇降デスクの価値は「立って作業ができること」以上に「自分の体に合わせて高さを変えられること」にあるという説明もあり、クッションを使った前傾対策・足つき対策など、今の環境を大きく変えずにできる工夫も共有されました。
③ 座りながら動く
かかと上げ・つま先上げなど、座ったままできる血流改善エクササイズを紹介。参加者からは「セミナーを聞きながら、その場ですぐ試せた」と好評でした。
参加者の声
セミナー後のアンケートでは、「今日から実施してみたいと思うことがあった」との回答が参加者全員から寄せられ、満足度についても85%以上が「満足」「とても満足」と回答しました。
「昇降式テーブルの高さを肘が90度になるように調整したら、肩が楽になりました」、「実際に会場で椅子の調整方法を見せていただきながら学べたので、理解が深まりました」、「小柄な人間でも適切に対応できる方法を教えてもらえて、よかったです」、
「セミナー中にモニターの位置を調整した」、「帰宅後に椅子の設定を見直した」、「クッションの導入を決めた」など、さっそく具体的な行動に移した社員の声が多く寄せられました。
さいごに
DeNA CHO室では今後も、チェアやデスクといった「環境」と、正しい姿勢・こまめな動きといった「行動」の両面から、社員一人ひとりが心身ともに健やかに働ける状態づくりを支援してまいります。





