診療サポートプログラム、4年間の実績から見えてきたことと、これから
DeNA CHO室では、社員一人ひとりが心身ともに健やかに働ける環境づくりを目指し、さまざまな健康経営の取り組みを行っています。その一つが、2022年から続けている「診療サポートプログラム」です。
花粉症などのアレルギー症状をはじめ、頭痛、PMS等の月経随伴症や更年期症状、SAS(睡眠時無呼吸症候群)、VDT(Visual Display Terminal)症候群など、業務に影響が出やすい症状に幅広く対応し、従業員の「早めの受診」を後押ししてきました。
今回は、2025年度の利用実績と社員アンケートをもとに、見えてきた効果などについてご紹介します。
毎年少しずつ広がる利用、パフォーマンス改善効果も高水準
毎年実施している社内アンケートの結果を見ると、診療補助を開始した2022年と比べて、体調に関する項目は徐々に改善傾向にあります。単純に診療補助だけの効果とは言い切れないものの、一定の後押しになっていると考えられます。
2025年度は244件の申し込みがあり、利用者の利用前後でのパフォーマンス改善度は平均25.1%と、例年20%以上の高い水準を維持しています。

最も申込数が多いのはアレルギー診療サポートプログラムで、直近は200件弱で推移しています。継続利用者は66%以上、「補助があることで受診のきっかけになった」という回答は77%、満足度は98%と高評価でした。

「慢性的な影響」に寄り添う頭痛外来・婦人科診療
頭痛外来診療サポートプログラムは、2022年の社内アンケートで「頭痛があっても市販薬で済ませている」人が多いことが分かり、始まった施策です。慢性的にパフォーマンスへの影響があるという回答は今も50%弱あり、継続的な啓発が必要な領域だとわかります。
婦人科診療サポートプログラムでは、「慢性的にパフォーマンスに影響を受けている」と答えた人が75%弱と、他のプログラムに比べて突出して高いことが分かりました。また、一度利用した人が翌年も使うリピート率は約90%。通院や適切な処方を受けられるきっかけになった、という声も多く寄せられています。
SAS検査・眼科診療も、「行動のきっかけ」に
SAS(睡眠時無呼吸症候群)検査サポートプログラムは、利用者自体はまだ多くないものの徐々に増加中。補助があることで半数以上が検査利用につながっており、疾病の早期発見に結びついた例もあります。
今年トライアルで始めた眼科診療サポートプログラムも、慢性的な影響を受けている利用者が71%と多く、満足度の高い結果になりました。喫煙者数の減少に伴いプログラム利用者も毎年少数ではありますが、禁煙・卒煙を希望する従業員の支援を目的に制度を設けています。
今後に向けて
今後も、より多くの人が使いやすい制度設計を目指し、プログラムの拡大や補助額等、随時見直しながら、制度を進化させていく予定です。 特にアレルギー診療は短期利用が多く利用者数も多いため、より多くの人が使いやすい制度設計を目指します。あわせて、睡眠外来や腰痛についても、状況に応じてトライアル導入を検討していきます。
DeNAでは今後も、適切なタイミングで受診につなげることで、社員一人ひとりがより良いコンディションで力を発揮できる環境づくりを続けていきます。





