地域とともに
横浜市との連携協定締結

DeNAはスマートシティ領域において、スポーツを中心に、より便利な日常とワクワクする非日常を提供し、人々のQOLを向上させ、持続的に発展し続ける新しい都市空間を創造することをミッションに掲げる「Delightful
City(デライトフルシティ)」構想を推進しています。これからのまちづくりは、賑わいの創出はもとより賑わいの裏側で生じているエネルギー消費やゴミ廃棄等の問題にも配慮することが重要だと考え、「賑わいを支える仕組み」を整備するため行政や企業団体との連携に着目していました。
そこで、2018年に「SDGs未来都市」に選定され、SDGs達成と脱炭素社会の実現の取り組みを一層加速化する横浜市と、SDGs未来都市・横浜の実現に向けたサステナブルなまちづくりについての連携協定を2022年4月に締結しました。
両者は、2017年3月に「I☆YOKOHAMA協定」を締結し、これまでもスポーツ振興と地域経済活性化等について連携してきました。サステナブルなまちづくりについての協定を新たに締結することでこれまで以上に連携の幅を広げ、相互の課題を解決するとともに、市民や来街者が楽しみながら脱炭素やSDGsの取り組みができる仕組みづくりや、企業・団体間の連携を加速化していきます。
(プレスリリース:https://dena.com/jp/press/4852/)
関内エリアの賑わいを創出 「BALLPARK FANTASIA」の開催

DeNAと(株)横浜スタジアムは、横浜スタジアムや周辺地域にて冬季に大規模イルミネーションイベント「BALLPARK FANTASIA(ボールパークファンタジア)」を開催しています。この取り組みは、DeNAが掲げるミッション「一人ひとりに 想像を超えるDelightを」の実現に向けたスポーツを軸とした賑わいのあるまちづくりの一環として、プロ野球のオフシーズンの施設・公園の有効活用および将来的な関内・関外エリアの賑わいづくりの起点となることを目指し2020年にスタートしました。
3回目の開催となった2022年には、「光と音楽」をテーマとし、音楽と融合したイルミネーションイベントを実施。協賛ブースや飲食エリアの設置、SDGsイベントの開催など、周辺エリアも含めた賑わいを創出し、過去最大の8.3万人が横浜スタジアムに来場しました。
なお、本イベントの運営では、関内・関外地区における賑わいづくりを目的に「KAN-KAN SQUARE PROJECT 2022」実行委員会を組成し、横浜市都市整備局共催のもと実施しました。また、地元団体との共催で日本大通りのイルミネーションも実施し、地元中学校・大学によるマーチング演奏を行うなど、地域の皆様と協力して冬の街の賑わいづくりを行っています。
渋谷区との包括連携協定の締結

2017年12月、渋谷区と協働して地域社会の課題解決を図るための包括連携協定「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー(S-SAP)協定」を締結しました。DeNAは、インターネットとAIを活用した様々な事業を展開する企業としての知見や技術を活用し、渋谷区で働く人々の健康増進や生産性向上に向けた活動や、小学校低学年に向けたプログラミング教育などの活動を通じ、渋谷区とともに様々な地域支援に中長期的に取り組んでいます。
熊本県多良木町とのIT人材育成事業に関する協定の締結

熊本県多良木町とDeNAは、2021年8月に、IT人材育成事業における相互連携・協力に関する協議を進めるにあたっての基本事項を定めることを目的として、「IT人材育成事業に関する協定」を締結しました。多良木町では将来を担う人材育成と言う観点においてIT教育が非常に重要であると考えながらも、町内にはIT関連企業が存在せず、ロールモデルとの出会いや職業観の醸成が困難な状況でした。そのため、ITの人材育成に対しDeNAと協力し合いながら推進すべく、協定締結にいたりました。
2022年度には、多良木町内公立小・中学校全校でプログラミング教育や、DeNA社員からのキャリアに関する授業、先端技術に関する授業等を行いました。
(プレスリリース:https://dena.com/jp/press/4768)
渋谷の5社で推進する「Kids VALLEY 未来の学びプロジェクト」

DeNAは、IT企業3社(サイバーエージェント、GMOインターネット、ミクシィ)、東急株式会社、渋谷区教育委員会で、渋谷区立小・中学校でのプログラミング教育の充実を図り、次世代に必要な資質・能力を持った人材を渋谷から輩出する土台作りを進めることを目的とした「プログラミング教育事業に関する協定」を、2019年に締結し「Kids VALLEY 未来の学びプロジェクト」を始めました。
本プロジェクトでは、渋谷に拠点を構えるIT企業4社と東急電鉄、渋谷区教育委員会が連携し、小学生から中学生向けのプログラミング教育カリキュラムの開発、および教育現場支援、また企業訪問などによるIT人材育成に向けたキャリア教育支援を行っています。渋谷からIT分野において世界で活躍する人材の育成を目指すとともに、一連の取り組みを体系化し広く発信することで、日本全体のプログラミング教育を牽引し、社会における人づくりに貢献していきます。2022年度には、これまでの取り組みが評価され、文部科学省が主催する令和4年度「青少年の体験活動推進企業表彰」において、「審査委員会奨励賞」を受賞しました。この表彰は、社会貢献活動の一環として、青少年の体験活動に関する優れた実践を行っている企業を表彰し、全国に広く紹介することにより、青少年の体験活動の推進を図ることを目的として、2013年度から文部科学省にて実施されているもので、令和3年度の「審査委員会優秀賞」に続き2度目の受賞となりました。
(プレスリリース:令和3年度「審査委員会優秀賞」https://dena.com/jp/press/4830)
日比谷音楽祭に参加

日比谷音楽祭は、日本の野外コンサートの歴史をつくってきた音楽の聖地「野音」を擁する日比谷公園で、素晴らしい音楽が体験できる、誰もに開かれた「フリーでボーダーレス」な音楽イベントです。「音楽の新しい循環をみんなでつくる、フリーでボーダーレスな音楽祭」というテーマに沿うように、音楽プロデューサーの亀田誠治氏が実行委員長を務める日比谷音楽祭事務局と、世界的デザイナーである佐藤オオキ氏率いるデザインオフィスnendoと共に話し合い、DeNAの若手人材と内定者インターンが中心となりアプリを毎年作成しています。
(2023年プレスリリース:https://dena.com/jp/press/4997/)
子供と遊んでくれる、すこし未来のクルマ「coen car」
世界的デザイナーである佐藤オオキ氏率いるデザインオフィスnendoと共に動く遊具「coen car」を制作し、東京クリエイティブサロンのコンテンツとして出展し、KASHIYAMA DAIKANYAMAで展示されました。「coen
car」は、DeNAが推進している「スマートシティ」のコンセプトと「AI」や「自動運転」のテクノロジーに、nendoのデザインの力が融合し、単なる移動手段だけではない、新たな人と車の関係が生まれることを目指した実験的プロジェクトです。
(プレスリリース:https://dena.com/jp/press/004581)

横浜市をモデル地区とした子宮頸がん検診の啓発プロジェクト「Blue Star Project」

子宮頸がん検診の受診率向上を目指す「Blue Star
Project(ブルースタープロジェクト)」は、DeNAと神奈川県横浜市が包括連携協定「I☆YOKOHAMA協定」を締結していることから、同市をモデル地区として啓発活動を展開しています。
日本国内の子宮頸がんの罹患年齢は20代にも広がり若年化が進む中、全世代の検診受診率は欧米諸国の70%〜80%に対し40%程度と低い実態があります。
「Blue Star Project」では若年層に親和性の高いSNSを通じて、子宮頸がん検診への理解を促進することを目的としたコンテンツを配信するほか、特設サイトでは横浜市子宮頸がん検診実施医療機関一覧を紹介しています。