世界113ヵ国が集うセキュリティの祭典! - IT本部セキュリティ部、FIRSTCON2026(コロラド州デンバー)参加レポート
2026年6月14日から19日にかけて、アメリカ・コロラド州デンバーで、世界中のセキュリティ専門家が集う国際カンファレンス「FIRST Annual Conference(FIRSTCON)」が開催されました。
DeNAのIT本部セキュリティ部からは2名が参加し、世界水準のセキュリティガバナンスや最新の知見に触れる6日間を過ごしました。
会場:Sheraton Denver Downtown Hotel
世界中のCSIRTと関係構築できるイベント
FIRST(Forum of Incident Response and Security Teams)は1990年発足の国際的非営利団体。各国のセキュリティインシデント対応チーム(CSIRT)が集まり、情報共有や連携を行っています。政府機関から学界、金融機関まで幅広いセクターが参加しており、世界118ヵ国から862チームが加盟(うち日本からは50チーム)。
DeNAもこの一員として、グローバルに信頼できるセキュリティ体制を築いています。
FIRSTCONは2026年が第38回目の開催。
テーマは「Peak Defense: Building Adaptive Systems for Modern Threats(防御の頂:現代の脅威に立ち向かう適応型システムの構築)」でした。
会場には世界中から約1,000名が集結。朝から夕方まで3つの会場でセッションが行われ、夜はライトニングトークや交流会も開かれる、盛りだくさんのプログラムとなっていました。
世界の現状に触れ、持ち帰った気づき
会期中は、AIを取り巻くセキュリティの変化や、インシデント対応の在り方について、各国の専門家によるセッションが数多く行われました。
特に印象的だったのは、「攻撃側はAIの力でスピードを増している一方、守る側は人の合意形成に時間がかかりがちである」という指摘。この非対称性に向き合うための机上訓練の工夫、AIの活用方法など、実践的なヒントを数多く持ち帰ることができました。
こうした学びは、私たちが日々の業務の中でセキュリティ体制を見直し、有事の際にも落ち着いて対応できる組織であり続けるための貴重なヒントとなるものです。
交流、交流、交流!
FIRSTCONの魅力は、セッションだけではありません。
ランチや休憩時間、夜の交流会(Conference Social)では、様々な国のセキュリティ担当者と言葉を交わす機会がたくさん!
水曜日に行われた「Conference Social」という大規模交流会では、開催地のデンバーにちなみ、参加者にカウボーイハットとバンダナが配られる一幕も。
世界各国から集まった参加者がそこかしこで言葉を交わし合っており、担当者も日本のアニメやおすすめのレストランの話で盛り上がりました。
英語が得意でなくても受け入れてもらえるような温かい空気感も、このカンファレンスならではの魅力だったと思います。
おわりに
セキュリティの世界では、国境を越えた情報共有と信頼関係がいざという時の対応力を大きく左右します。DeNAはこうした国際的なコミュニティに継続的に参加し、世界水準のガバナンス体制と最新の知見を取り入れながら、お客様や取引先の皆様に安心してサービスをご利用いただけるよう、セキュリティ体制の強化に努めてまいります。
DeNAの情報セキュリティの取り組みはサステナビリティ「情報セキュリティ」よりご覧いただけます。

