マテリアリティ
マテリアリティ(重要課題)の特定
当社初となる「マテリアリティ(重要課題)」を特定しました。当社では、2021年4月に新しいMission、Vision、Value(MVV)を策定しましたが、2024年7月にしたマテリアリティ特定は、MVV策定の延長線上にある施策です。
今後、「一人ひとりに 想像を超えるDelightを」というMission(企業使命)を最上位概念とするMVVを起点として、今回特定したマテリアリティと成長戦略(中期経営計画)を紡ぎ、中長期的な視点に立脚して、その実践を推進していきます。
マテリアリティ特定プロセス
以下のようなプロセスでマテリアリティを特定しました。今後、中期的な成長戦略のサイクルに応じて(3か年を目安として)、適宜マテリアリティの再検証・見直しを行っていく予定です。

特定したマテリアリティ
加速度的に進化するデジタル技術や顕在化する社会課題など、DeNAを取り巻く事業環境の変化を踏まえつつ、MVV策定の実現に向けて、これからDeNAが取り組むべき重要な経営課題として「事業活動」「経営資本」「経営基盤」の3つの視点から9つのマテリアリティを特定。これらのマテリアリティの強化を通じて、新たなDelightの創出に貢献し、持続的に成長していくことを目指します。

マテリアリティの詳細と取り組み
| 事業活動のマテリアリティ | 関連する取り組み | ||
|---|---|---|---|
| 新たな事業への継続的な挑戦 | 当社は永久ベンチャーとして、常に挑戦と変化をしながらDelightを提供してきました。より一層激しい外部環境の変化の中でも競争力を持ち、さらなる成長や企業価値向上を図るべく、新たな事業に継続して挑戦しつづけます。 | 〇新たな事業への挑戦 | |
| 健全なサービス・コミュニティの運営 | 安心し、楽しんでご利用いただくために、コミュニティを擁するサービスを運営し続けた強みを活かし、お客様の声に常に真摯に向き合いながら、サービスの改善やルールの策定、業界団体での活動に取り組みます。 | 〇お客様のために | |
| 地域の賑わいの 創出と活性化 | 関係する地域住民・自治体などのステークホルダーの皆様とともに、健全な関係の構築と、まちの付加価値の協創を目指します。インターネットとスポーツをはじめとした地域へ展開するサービスを合わせ持つ強みを活かし、地域の賑わいの創出と活性化に貢献しつづけます。 | 〇地域とともに 〇スポーツを通じた社会貢献 | |
| 健康な未来へのITを活用した貢献 | ヘルスケア・メディカル領域での健康寿命の延伸や公平な医療福祉の実現、および従業員に向けた健康経営など、コミュニティ運営で培ったユーザ体験のデザインや技術力を活用しながら、すべての人の健康へ貢献します。 | 〇サービスを通じた社会貢献 〇健康経営 | |
| 経営資本のマテリアリティ | 関連する取り組み | ||
|---|---|---|---|
| 【人的資本】 多様性を活かす機会と挑戦の場の提供 | 社会へのDelightの提供と持続的な企業価値向上のために、多様な人材が、世の中を一歩押し上げようと夢中で挑戦を続けている場でありつづけることが重要です。挑戦心の豊かな人材に、多様な事業と多様な人材を持つユニークな環境と高い目標に挑む機会を提供し、人材の成長にコミットします。 | 〇従業員とともに 〇人権の尊重 | |
| 【知的資本】 技術の強化・新技術への対応と牽引 | 専門性の高いエンジニアが技術力と発想力で、事業の実現や安定的で高い品質の運用を推進します。すべての従業員が、AI技術をはじめとした新たな技術を積極的に活用しながら事業に実装し、新たな価値を生み出します。フロントランナーとして培った技術知見を社内外に示すことで社会の技術的発展を牽引します。 | 〇技術・ものづくり 〇AIポリシー 〇次世代のIT育成 | |
| 【社会関係資本】 パートナーシップによるシナジーの最大化 | さらなるDelightを創出するためには、パートナーの皆様との協働が不可欠です。それぞれの強みを掛け合わせ、より大きな価値を創造するとともに、健全な商習慣に従い、公平・誠実かつ共存共栄の関係の樹立・維持に努めます。 | 〇お取引先とともに 〇地域とともに | |
| 経営基盤のマテリアリティ | 関連する取り組み | ||
|---|---|---|---|
| コーポレート・ガバナンスおよびコンプライアンスの強化 | 社会の公器にふさわしい経営の透明性・公正性を確保し、企業価値の持続的向上のためにコーポレート・ガバナンスを強化します。加えて企業の社会的責任を深く自覚し、企業倫理をより一層向上させるため、コンプライアンス強化に取り組みます。 | 〇コーポレート・ガバナンス 〇コンプライアンス | |
| 情報の適切な保護と セキュリティの向上 | お客様からお預かりしている情報の適切な保護およびセキュアな環境構築に努めます。サイバー脅威およびプライバシー侵害等に対処するため、組織力、人材力、技術力を駆使し、総合的な対策を講じていきます。 | 〇情報セキュリティ | |
マテリアリティ 取り組みとKPI
当社はマテリアリティごとに取り組み・KPIを設定しています。
事業活動のマテリアリティ
新たな事業への継続的な挑戦
| リスク |
| ||
| 機会 |
| ||
| 主な取り組み |
| ||
| 指標 |
| ||
| 2026年度までの目標 |
| 2024年度実績 |
|
健全なサービス・コミュニティの運営
| リスク |
| ||
| 機会 |
| ||
| 主な取り組み | ■ゲーム
■ライブストリーミングサービス
■Mobage プラットフォーム
| ||
| 指標 | ■ゲーム
■ライブストリーミングサービス
■Mobage プラットフォーム
| ||
| 2026年度までの目標 | ■ゲーム
■ライブストリーミングサービス
■Mobage プラットフォーム
| 2024年度実績 | ■ゲーム
■ライブストリーミングサービス
■Mobage プラットフォーム
|
地域の賑わいの創出と活性化
| リスク |
| ||
| 機会 |
| ||
| 主な取り組み | ■横浜
■川崎
■相模原
| ||
| 指標 | ■横浜
■川崎
■相模原
| ||
| 2026年度までの目標 | ■横浜
■川崎
■相模原
| 2024年度実績 | ■横浜
■川崎
■相模原
|
※1 横浜DeNAベイスターズ公式戦かつ横浜スタジアム開催分の観客動員数
健康な未来へのITを活用した貢献
| リスク |
| ||
| 機会 |
| ||
| 主な取り組み | ■ヘルスケア
■メディカル
■健康経営
| ||
| 指標 | ■ヘルスケア
■メディカル
■健康経営
| ||
| 2026年度までの目標 | ■ヘルスケア
■メディカル
■健康経営
| 2024年度実績 | ■ヘルスケア
■メディカル
■健康経営
|
※2 PHR:パーソナルヘルスレコードの略称
経営資本のマテリアリティ
【人的資本】多様性を活かす機会と挑戦の場の提供
| リスク |
| ||
| 機会 |
| ||
| 主な取り組み |
| ||
| 指標 |
| ||
| 2026年度までの目標 |
| 2024年度実績 |
|
※3 入社1年後の評価においてパフォーマンスが期待を満たした、または上回った割合
※4 半期ごとに行っている組織状況アンケートにて挑戦的なストレッチな目標に取り組んでいると回答した割合
※5 従業員が高い成果/パフォーマンスに対して大胆な処遇(報酬、昇格/挑戦機会)があると感じる割合
【知的資本】技術の強化・新技術への対応と牽引
| リスク |
| ||
| 機会 |
| ||
| 主な取り組み |
| ||
| 指標 |
| ||
| 2026年度までの目標 |
| 2024年度実績 |
|
※6 MAU:Monthly Active Users
【社会関係資本】パートナーシップによるシナジーの最大化
| リスク |
| ||
| 機会 |
| ||
| 主な取り組み |
| ||
| 指標 |
| ||
| 2026年度までの目標 |
| 2024年度実績 |
|
経営基盤のマテリアリティ
コーポレート・ガバナンスおよびコンプライアンスの強化
| リスク | ■コーポレートガバナンス・コンプライアンス
■気候変動
| ||
| 機会 | ■コーポレートガバナンス・コンプライアンス
■気候変動
| ||
| 主な取り組み | ■コーポレート・ガバナンス
■コンプライアンス
■気候変動
| ||
| 指標 | ■コーポレート・ガバナンス
■コンプライアンス
■気候変動
| ||
| 2026年度までの目標 | ■コーポレート・ガバナンス
■コンプライアンス
■気候変動
| 2024年度実績 | ■コーポレート・ガバナンス
■コンプライアンス
■気候変動
|
※7 対象範囲は国内の主要子会社
※8 SBT(Science Based Targets)科学的根拠に基づいた温室効果ガス排出量削減目標
情報の適切な保護とセキュリティの向上
| リスク |
| ||
| 機会 |
| ||
| 主な取り組み |
| ||
| 指標 |
| ||
| 2026年度までの目標 |
| 2024年度実績 |
|
