子どもたちの創造力を刺激する体験機会を 多良木町でプログラミングイベント開催
DeNAは2021年、熊本県多良木町と「IT人材育成事業に関する協定」を締結しました。以来、次世代を担う小中学生を対象に、継続的なプログラミング教育支援を展開しています。
熊本県南部に位置し、周囲を山々に囲まれた多良木町は、その豊かな自然を活かした農林業が息づく地域です。一方で、町内にIT企業が存在しないという環境下において、今後、あらゆる分野の基盤となるITスキルやリテラシーをいかに育むかが重要な課題となっています。
この課題に対しDeNAは、自社開発の学習アプリ「プログラミングゼミ」を活用した授業支援に加え、第一線で活躍するエンジニアやデザイナー、ゲームプロデューサーによるキャリア講演、さらにはVRやドローンといった先端技術に触れる機会の提供など、多角的なアプローチで子どもたちの知的好奇心を呼び起こす活動を続けています。
作ってみたい!のワクワクを形にする2日間
2025年12月、土日の2日間にかけて、一般財団法人たらぎまちづくり推進機構(以下、たらぎ財団)との共催によるプログラミングイベントを実施しました。「たらぎクリエイティブキャンプ」と題したこのイベントは、今年で4回目の実施です。
会場となったコワーキングスペース「T_Lab.」には、期待と少しの緊張を胸に多くの子どもたちが集まりました。

▲会場となったコワーキングスペース「T_Lab.」
当日は「プログラミングゼミ」を用い、「バトルゲーム」や「もぐらたたき」といった作品づくりに挑戦。リピーターの参加者も多いため、個々の習熟度や興味に合わせて選択できるよう複数のガイドブックを用意し、一人ひとりの「作りたい」という意欲に寄り添う形式をとりました。

▲会場の様子。最初は緊張気味だった子どもたちも、次第に集中していきます
現役エンジニアとの対話が、創造力を加速させる
講師を務めたのは、「プログラミングゼミ」の開発者であるDeNAの末広と、数々のゲーム制作を手掛けてきた現役のエンジニアなどです。子どもたちの「もっとこうしたい」という自由な発想に対し、プロの視点から実装をサポート。思考に行き詰まった際には適度なリフレッシュを取り入れながら、自らのアイデアを形にするプロセスに没頭できる環境を整えました。

▲講師と熱心に試行錯誤を繰り返す制作風景
作品が完成した後は、参加者同士で互いの作品を遊び合う時間をとります。単に「作る」だけで終わらず、他者の表現に触れることで、「次はこんな機能を追加したい」「あんな表現もできるんだ」といった新たな創作意欲を喚起する仕組みを取り入れています。今回のイベントには、のべ約30名の小学生が参加してくれました。

▲互いの作品で遊び合って、楽しむ子どもたち
イベントの締めくくりには、この日のために用意された特別な修了証と「プロゼミ」オリジナルグッズを贈呈。やり遂げた子どもたちの表情には、確かな自信が溢れていました。

▲修了証とプロゼミグッズをプレゼント
満足度100%。イベントから「日常の学び」へ
事後アンケートでは、イベントおよび作品の満足度ともに「100%」という極めて高い評価をいただきました。子どもたちからは「普段できないことができて楽しかった」「わからないことを親切に教えてもらえたので、よかった」「また違うプログラミングをやってみたい」といった前向きな声が寄せられています。
また、この取り組みはイベント単体では終わりません。冬休み期間中には、町とDeNAの共催による「自由研究」として、制作した作品の公募を実施しています。イベントで得た「きっかけ」を、自ら学び続ける「継続的なモチベーション」へと転換させるための仕組みです。応募作品には、DeNAの現役エンジニアが一点ずつ丁寧にフィードバックを行います。
「時代が求める学び」を、多良木の子どもたちへ
たらぎ財団の明石代表理事からは、今回の取り組みについて「DeNAの皆様には大変お世話になり、心から感謝しています。IT全盛の現在、プログラミングゼミは時代の息吹を小中学生に伝える得難い機会です。イベントの内容は良く考え抜かれた素晴らしい構成で、まさに時代が求めるプログラムです。小中学生が楽しみながら、プログラミングの基礎を学ぶ貴重な機会として、これからも皆様方のご支援を頂き継続して参りたいと考えています。」との評価をいただきました。
多良木町、たらぎ財団、そしてDeNAの3者は、これからも連携のもと、子どもたちがテクノロジーを通じて自らの可能性を広げ、未来を切り拓く力を育めるよう、良質な体験機会を提供し続けてまいります。





