従業員のパフォーマンス向上を目指す「睡眠改善セミナー&検査プログラム」を実施
DeNAグループでは毎年ライフスタイルアンケートを実施しております。その回答において、従業員の50%前後が「睡眠に関して悩みがある」と回答していることから、私たちは、従業員が心身ともに健康で、最高のパフォーマンスを発揮できる環境づくりを目指す健康経営の一環として、「睡眠改善」に注力しています。
睡眠を取り巻く日本の現状

▲セミナー資料から抜粋
日本の平均睡眠時間は、OECD加盟国の中で最も短く、ワースト1位。 世界的に見ても日本人は圧倒的に「寝不足」な状況にあります。この睡眠不足による経済損失は、日本全体で年間約15兆円(GDPの約3%相当)にものぼると言われています。
そこで、2025年7月25日、スリープケア東京クリニック院長であり、株式会社ALAN代表の近藤崇弘先生をお招きし、「眠りの見直しで快適な睡眠へ!! 〜自宅でできるセルフケアと病院受診のサイン〜」と題したセミナーを開催しました。また、セミナー後、希望者に対して株式会社ALANの提供する睡眠検査・改善プログラム「Medi Sleep」を実証利用しました。
1. セミナー:睡眠を「生産性を高める投資」と捉える
セミナーでは、スリープケア東京クリニック院長の近藤崇弘先生より、睡眠不足が日中の集中力や意思決定に与える影響についてお話しいただきました。単なる休息ではなく、パフォーマンスを維持するための「積極的な投資」として睡眠を捉え直す機会となりました。

▲セミナー資料から抜粋
- セルフケアのヒント: 「朝に日光を浴びて体内時計をリセットする」「昼寝の前にカフェインを摂る」「入浴は寝る90分前」など、すぐに実践できる医学的知見を共有。
- 受診の目安: いびきや日中の強い眠気など、自分では気づきにくい睡眠時無呼吸症候群(SAS)のリスクと、専門機関へ相談する重要性を学びました。

▲セミナー資料から抜粋
参加者からは「睡眠を投資として意識したい」「具体的なコツが聞けてためになった」といった前向きな感想が多く寄せられました。
2. 検査:専用デバイスで「眠りの質」を可視化

知識を深めた次のステップとして、希望者を対象に「簡易睡眠検査」を実施しました。自宅で手首と指先に小型装置をつけて眠ることで、睡眠の密度や呼吸の状態を測定する試みです。
検査の結果、平均睡眠時間は約5時間と短く、布団に入っていても十分に眠れていない「睡眠効率」の課題も見えてきました。また、中程度以上のSASリスクが約4%の方に見つかるなど、検査によって初めて自身の健康リスクに気づくきっかけとなりました。
3. フォロー:検査結果に基づいた個別アドバイス
本プログラムでは、検査後の「改善」までをセットでサポートしました。 測定データに基づき、医師によるパーソナライズされたアドバイスシートを配布。具体的な生活習慣の改善案を提示しました。また、リスクが見られた方には専門医によるオンライン面談を実施し、受診の必要性や個別の悩みに向き合うことで、適切なケアへと繋げています。
参加者の声:数字で見ると「意識」が変わる
「日中の眠気の正体が実は中途覚醒だとわかった」「数値で示されたことで、改善への意欲が湧いた」といった声があり、可視化が行動変容の大きな原動力となりました。
DeNAはこれからも、知識の共有と具体的な実践プログラムを組み合わせ、従業員一人ひとりが質の高い睡眠を通じて、健やかに活躍できる組織づくりを推進してまいります。





