【開催レポート】 DeNA介護セミナー「介護のプロが教える。“潰れない”ために今から知っておくべきこと」
DeNAは、2025年10月に「介護のプロが教える。“潰れない”ために今から知っておくべきこと」セミナーを開催しました。
背景にあるのは、2025年4月の改正育児・介護休業法により、企業には従業員の介護状況の把握と支援が求められるようになったこと。そして、DeNA自身の年齢構成も変化し、社員一人ひとりのライフステージに合わせたサポートの必要性が高まってきたことの2点があげられます。
「まだ先のこと」と思いがちな“介護”を、いざという時に困らないために持っておきたい“お守り”のような基礎知識を学ぶ内容です。
講師には、特別養護老人ホーム、在宅ヘルパー、ケアマネジャー、教育現場など、32年にわたって現場と制度の両面に関わり続けてきた介護福祉士・ケアマネジャーの市川典子さんをお招きしました。
「制度の説明だけ」ではなく、実際の家庭で起こること、家族がつまずきやすいところ、そして“心が折れないための工夫”まで、市川さんの話は教科書的ではなく、すぐに使える知恵に満ちていました。

セミナーでは、介護を考えたときにまずやること、介護保険制度の基礎や相談窓口の使い方、施設種類ごとの違いと選び方など、いざという時に必要なポイントをひとつずつ丁寧に解説いただきました。
また事前の社内アンケートで集まっていた「介護保険申請の進め方」「施設はどう選ぶ?」「認知症の初期対応」などの質問にも回答いただきましたが、特に関心が集まったのは「親とのコミュニケーションが難しい」といった家族との向き合い方でした。

市川さんは、「介護される側の希望だけでなく、介護する側が“自分はどんな生活・働き方を続けていきたいか”を言語化することが大切。介護が必要になるかもと思った段階でよく話すことが必要」と強調。介護の話題は“家族のこと優先”に寄りがちですが、自分の人生を手放さないための視点に、多くの参加者が頷いていました。
セミナー後のアンケートでは、満足/やや満足:100%、「非常に役に立った」「役に立った」と回答した人が合計100%となりました。
参加者の声
- 「まだ必要ないと思っていたが、今から心構えを知れてよかった」
- 「施設の違いが全く分からなかったので入門として最適だった」
- 「自分の親の状況と重なり、タイムリーだった」
- 「弱っている親にどう話を切り出すか、現実的なTipsが助かった」
- 「一度で理解するには難しいテーマなので、今後も学べる機会があるとうれしい」
介護のように、ある日突然向き合うことになるテーマこそ、事前に知識と選択肢を持つことが、社員の心身の負担を大きく減らすことが見てとれました。実際の参加者からも、今の自分に関係ないと思っていたり、漠然とした不安があったという人ほど、理解が進んだというコメントが多かったのも印象的でした。
DeNAでは、これからも、ライフステージの変化に寄り添いながら、制度整備・情報提供・コミュニティ支援を通じて、社員一人ひとりのウェルビーイング向上を目指した取り組みを継続していきます。





