生活習慣病を正しく予防するために。健康診断結果の理解を深めるセミナーを実施
DeNAのCHO(Chief Health Officer)室では、従業員の健康増進を目指し「健診結果の見方を知って正しく予防〜専門医が教える!生活習慣病の基礎知識👩⚕️〜」を実施しました。
令和5年の健康診断受診者のうち、脂質異常リスク者が5割以上、肥満リスク者が3割以上と危機的な数字結果となりました。一方で、健診結果や人間ドックは受けていても、結果を見直したり、きちんと理解していない従業員も一定いることも課題としてありました。
その為、従業員にもこの状況をシェアし、改めて自分の健診結果を正しく把握、改善意識を持つきっかけとしてもらうべく、セミナーの実施に至りました。
セミナーでは、まず健康診断と人間ドックの違いを知ってもらうことから、健診結果の見方について専門医にご説明いただきました。
また、誰でもなり得るからこそ予防が必要な生活習慣病についての基礎知識と、その予防方法、また従業員の割合が多い30~40代が気をつけるべき病気についても教えていただきました。
セミナーを受けた従業員からは、
「動脈硬化や、高血圧、高血糖がどのような弊害があるかということについて、説明の仕方、例示がとても参考になった。」
「健康診断結果が届いてからセミナー動画を見たら、これまでなんとなく基準値の範囲内ならいいのかなと思っていた各種数値の見方が詳しくわかり、すごくためになった。」
など、健康診断の結果の見方とともに、どういった疾病につながるのか、それはどのように改善できるのか、を1つ1つ丁寧に具体的に専門医の先生に説明いただいたこと、また、どんな栄養素が健康数値に影響あるか、運動がなぜ数値改善に良いのかなど、エビデンスを多く示したことで、高い満足度に繋がりました。
これを実証するように、セミナー参加者へのアンケートでは、「日々の生活や仕事で役立てられる話があったか」という問いに対して、9割以上の従業員が「あった」と回答しました。
「運動の大事さは分かっていたが、有酸素運動の方が効果があることを改めて知ることができた。いつまでも元気にいられるよう、今から運動を頑張りたい。」
「何となく知ってはいたが、食事や運動が生活習慣病の予防に重要な理由が分かった。」
「食事と運動の順番を変えてみようと思う。」
など、ネクストアクションへの意識改善ができた、という意見が多数見られました。
今後も、正しい知識を学ぶ機会を提供することで、従業員の健康に対する意識向上をはかり、生産性のさらなる向上を目指していきます。