中高生女子向けエンジニア社員との交流イベント「Girls Meet STEM」実施レポート
2024年12月22日に中高生女子を対象としたイベント「Girls Meet STEM〜ITのお仕事を体験しよう〜」を開催しました。本イベントは公益財団法人山田進太郎D&I財団が実施する「Girls Meet STEM」プログラムの一環で、DeNAは今回が初参加となりました。
中高生女子が、IT業界で働く女性の体験談や考えを聞いたり、プログラミング体験をすることで、将来の進路やキャリアの選択肢を広げる一助になることを目的に取り組みました。
当日は14名の女子中高生を招待し、プログラミング体験と女性エンジニアとの交流を通じて、ITの仕事の魅力をお伝えしました。本記事では、当日の様子をご紹介します。
イベント概要
DeNA横浜オフィスで女性社員と座談会&ITお仕事体験
日時:2024年12月22日(日)10:00~12:30
会場:Yokohama DeNA ラウンジ(DeNA横浜オフィス内)
対象:中学1年生~高校3年生までの戸籍上または性自認が女性の方
はじめに
今回は横浜市にあるDeNAオフィスでの開催でしたが、千葉県や関東圏外から参加された方もいらっしゃいました。また、保護者の方もイベントの様子を見学しに会場まで複数名お越しくださいました。
冒頭にはDeNAの会社概要と取り扱っているサービス等について紹介しました。DeNAのサービスに興味をお持ちであることが参加のきっかけとなった方もいらっしゃったようです。
プログラミング体験会
プログラミング体験会では、 一般社団法人 42Tokyo が提供されているカリキュラムコンテンツを使い、スペースインベーダーゲームを各自で作成しました。直感的にゲームを構成する飛行船や敵の動きなどをプログラミングができるようになっており、敵の数や種類、特性を変えて思い思いのゲームを真剣に開発をしていました。約1時間程後には、各自作成した多種多様なゲームを完成させることができました。
ゲームを作っていく中で、制御構文(もし、とき)やループ(ずっと)、変数(「スコア」など)を使いプログラミングの基礎を学びました。
女性社員とのパネルトーク
休憩を挟んで、後半はDeNAでエンジニアとして働く女性社員によるパネルトークを行いました。
現在の仕事内容をはじめ、学生時代に専攻していた分野、理系の進路やエンジニアという職種を選択することにしたきっかけなどを紹介しました。
中学生時代から数学が得意で理系一択で進路を決めた社員もいれば、中高生時代は文系を得意としながらも大学でプログラミングに出会い、エンジニアという職種に惹かれていった社員もおり、現在のキャリアを選択するに至るまでの道のりはそれぞれ異なることをお伝えしました。
質疑応答パートでは参加者から30件程の質問が集まり、時間内に回答しきれないくらいの盛り上がりを見せました。
DeNAでエンジニアとして働くことの魅力は、裁量が多く与えられ様々なチャレンジができること、若手であっても大きな仕事を任せてもらえること、変化に強い柔軟性のある考え方や仕事の進め方を身に付けられることなどが挙げられました。
その他にも、エンジニアになるまでに苦労したことなど、楽しいことだけでなく壁を乗り越えるために努力したことについても赤裸々に話してもらいました。ただ、無駄になる経験はないことやエンジニアという職種にはその苦労を超えるそれ以上の魅力があるということを体験に基づき話しました。
キャリアを選択するうえで女性であることが障壁になったことはない、と話していたことも印象的です。
最後は女性社員たちから参加してくださった学生の皆さんに向けた応援メッセージをお伝えし、イベントは終了となりました。
イベント終了後も会場に残り、個別に質問される参加者もいらっしゃり、保護者の方からもご質問をいただきました。
最後に
今回DeNAは、公益財団法人山田進太郎D&I財団の日本におけるSTEM領域のジェンダーギャップ改善に対する活動に共感し、このようなイベントの機会を設けました。
今回参加くださった女子中高生の皆さんにとって、今後の進路・キャリアの選択肢の多さや、自分自身の可能性の広さを感じてもらう時間となっていたら大変嬉しく思います。
当日参加したエンジニア社員は、「皆さんがジェンダーや環境に囚われず好きなことを見つけ、挑戦していくきっかけになっていたら嬉しい。」「学生時代という貴重な時間をどう過ごすのか、少しでも考える場として役立てていたら嬉しい。自分にとっても初心に立ち返る良い機会になった。」と話してくれました。
DeNAは今後もSTEM領域に限らず多方面で女性が活躍する社会の実現に向け、DeNAが貢献できることは何かを考え、取り組んでいきたいと考えています。